ワークショップレポート

夏だ!出掛けよう。 「瓜生智子さんとデスカフェと寺ヨガ」

2016/08/12 ( 12:00 ) │ ワークショップレポート

こんにちは、大阪ドアーズの中の人です。
お盆シーズンですね、早い人は昨日から連休を取られているとか。働いてるみなさんはお疲れさまです!

お盆といえばお墓参りにお寺に行く時期。
実は今回のドアーズでは僧侶さんが参加されてます。ご存知でしたか?
若手の僧侶さん3人組、なかなかにユニークな活動をされているので、ご紹介させていただきたいと思います。


《藤井 一葉さん》
1987年、兵庫県生まれ。京都在住。浄土真宗本願寺派僧侶。2011年よりセルフ(自分)をテーマとしたワークショップや勉強会、また2015年からは若手の僧侶と共に「ワカゾー」として、死についてカジュアルに話すDeathカフェに携わる。
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《瓜生 智子さん》
1987年、福岡生まれ。浄土真宗本願寺派僧侶。ヨガインストラクター。大学院在学中から、お寺で「自分と他者」をテーマとしたワークショップを行い、2015年より「死をカジュアルに話すDeathcafe」を僧侶仲間と共に始める。
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《霍野 廣由さん》
1987年、福岡生まれ。浄土真宗本願寺派僧侶。NPO法人京都自死・自殺相談センター副代表。若手僧侶が仏教の教えにもとづく様々な活動を産み出していくことを目指し、友人らと「ワカゾー」を立ち上げる。2015年より、「死(デス)についてしゃべるんデス」を合言葉に、死をカジュアルに話すDeathカフェを開催する。
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みなさん87年生まれの若手僧侶さん。
今回この3人は、「考えるサロン『Deathカフェ』」というワークショップで参加します。

みなさんのプロフィールにも出てくる『Deathカフェ』って??
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名前のインパクトが強いのですが、Deathカフェは欧米で始まったムーブメント。
「“eat cake, drink tea and discuss death”」というキャッチコピーで、リラックスした雰囲気でお茶を楽しみながら、自分の人生の終わりについてじっくり考えてみる対話の場です。レストランやカフェなどで開かれていて、元々はスイスの社会学者の研究テーマとして始まったのだとか。
死をタブー扱いせず、やがて誰にでも訪れるものとして、人生の終わりについて思うことで今の生き方を見つめ直すことを目的とした対話型のサロンです。

結論ではなく対話を重ねることを目的にする点は、哲学カフェの形式に非常に近いかなと思います。


Death Cafeは世界のさまざまな所で日々開催されており、探すためのポータルサイトもあるほど。
随分オープンな印象です。

http://deathcafe.com/


(紹介記事)
「ケーキを食べ、紅茶片手に“死”について語り合う!欧米で広がる「Death Cafe」ムーブメントとは? [イキル×テツガク]」| greens.jp
「デスカフェってなに?世界中で話題の”デスカフェ”が日本上陸?」


私は初めて知りました。ドアーズは何かと「初めて知る事」が多いです。

先に書いたように一般の方が自由に主催したり参加する「Deathカフェ」ですが、ワカゾ―のグループを主催されている霍野(つるの)さんは、自分たち宗教者がこれを行うことに意義があるのだと、日本でDeathカフェを続けています。

「終わりから考えることで人生をもっと自由に生きる」という感覚やスタンスは、中の人にとって目からウロコでした。
なんせ自分には、「今」しか、「目の前」しか見えていないですから。
今日のタスク、次の〆切、明日はあれやってこれやって・・・・・・と。でも人生の終わりから今を見るとき、少し気持ちがゆったりしたように思いました。



今回はこの若手僧侶のうちの一人、瓜生智子さんの「寺ヨガ」に出掛けたのでした。東三国駅からすぐの常光寺。
この常光寺で住職をされている佐々木さんから、思いがけず瓜生さんのDeathカフェに素敵なメールをいただきまして、そのまま転載しますね。
(写真の奥にいらっしゃるのが佐々木住職)


『瓜生さんがカフェマスターをつとめられる
DEATHカフェ 素晴らしい取り組みと思います。
2010年に終活という言葉が登場したようです。その後
エンディングノートということも
話題になりました。
ただ、このエンディングノートも
死に関する意思表明や死後の対応に関する希望表明に
とどまっているように思います。
せっかく終活を考えるなら、死から見た生
死を手元に引き寄せて生を見つめる、このようなありかたが必要だと思います。
人であれ、物であれ、終わりのほうから見る。
いのちを限りの方から見る。
そのとき人は、わずかではあるが、人であれ、物であれ
愛おしくおもう眼差しを手に入れるのではないでしょうか。
不在の予感を感じるときに、その存在は現在を得る。
不在の予感が、現在の実感を深く得るということでしょうか。
DEATHカフェは、死の豊かな文化を感じるためにも
とても良い企画と思います。』


読んでいてじんわり涙ぐんでしまいました。
瓜生さんは自分のための弔辞を、藤井さんは亡くなられた方へのラブレターを、霍野さんは人生の終わり方を。三者三様のアプローチで、素敵な時間になりそうです。
3人とも「気軽に」「気楽に」「カジュアルに」と言ってくれているので、頭のリフレッシュにぜひ参加してみたいと思います!


最近はテレビ番組でも仏教を扱うものがあり、お寺では音楽ライブやワークショップが企画されたりと、以前よりも存在を近くに、そして興味深く感じています。

「お寺のイベント情報サイト「寺子屋ブッダ」」


「フリースタイルな僧侶たち | May Buddha bless you!!」(フリーペーパー)
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特にこの「フリースタイルな僧侶たち」は一般の人の中でも話題になっていますよね・・!
表紙の写真が素敵で、見掛けるとつい手に取ってしまいます。オンラインで最新号を読めるので、気になる方はぜひに◎


さてさて、今回の瓜生さんの寺ヨガでお伺いしたのは東三国駅からすぐの「常光寺」



の、本堂。



お寺の本堂でヨガをしました!
本堂の畳でヨガをしたので持って行ったのはバスタオル1枚のみ。
空間がとても穏やかなので、自然と心が休まります。

こちらが僧侶でヨガのインストラクターもされている瓜生さん。


1時間500円で、ゆーーっくりと体を伸ばして。
初めて行ったヨガ教室なのに、ぎくしゃくした感じもなく、みなさんの中に馴染めてしまいました。終了後はお寺の奥さまからお茶とお菓子をいただきました。

「寺ヨガ」は全国各所で行われているので、案外近くのお寺でもされている可能性大です。気張らなくていいのが本当にラクで、気持ちもゆったりでした。


今回はDeathカフェの紹介の方がメインになりましたが、お寺で働くみなさんを、より身近に感じられたのではないでしょうか。次回のお出掛けもお楽しみに。


瓜生智子さんのワークショップのお申込みはこちらから。
>> http://www.iwf.jp/10sche/item_1665.html
「考えるサロン『Deathカフェ』 自分を送る理想の弔辞」
 講師:瓜生 智子(ワカゾー)

 ジャンル 健康・生活
 日時 8月21日(日) 15:00-16:30
 会場 芸術創造館 2階
 持ち物 動きやすい服装,筆記用具,バスタオル