ワークショップレポート

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夏だ!出掛けよう。「船越弘幸選手とデフ(聴覚障がい者)・フットサル」

2016/08/14 ( 16:17 ) │ ワークショップレポート10th

こんにちは、大阪ドアーズの中の人です。

連日のメダルラッシュでオリンピックがすごい盛り上がりですね!自分は9月から開催のパラリンピックをチェックしています。


こちらはTwitterでとても話題になったイギリスのChannel4が制作したパラリンピックPV。

テーマは「We're The Superhuman」、ここで言うSuperhumanとはもちろん参加する障がいを持たれる人々のこと。前回は、「Meet The Superhuman」というテーマで制作していましたが、これも本当に素晴らしいPVで、中の人は感動で何度も何度も繰り返し見ました。


パラリンピックのゲーム自体も、実はロンドン大会の時のものが今も公式動画でyoutubeに残っています。これは水泳の決勝。
障がい者スポーツ自体、実は見たこと無いという方も多いのではないでしょうか?



スタートポジションを取れない人は、引っ張られたタオルを口で加えて姿勢を保ったり、補助の人から支えて貰ったり、片手だったりと。



こちらは足で構えて、口で弾いて・・・・



ど真ん中に当てる!



そしてこれ、中の人が今回パラリンピックで一番楽しみにしている車いすラグビー。



「カナダ発祥の競技で、車椅子同士の激しいぶつかり合いからマーダーボール(殺人ボール)と北米では呼ばれることもある。」接触前提の競技を車椅子でやってしまうとはもはや騎馬戦です・・・・・!
○○超人と、思わず呼びたくなるような力強さがどの競技にもあります。文字通りSuperhumanのぶつかり合い。超人オリンピックと呼んでいいでしょう・・・(日本的には・・)

スポーツとしての見応えもさることながら、人間が持つ可能性の大きさに驚かされます。

さて、今回のドアーズでも可能性を感じるスポーツ体験が。「音の聴こえない世界・ デフフットサル体験!」、こちらがみなさんの素晴らしい体験の場になればと思います。

講師は、デフフットサル日本代表の船越弘幸選手。
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デフ=聴覚障がいを持つ人のフットサルがデフ・フットサル。ルールはFIFA(国際サッカー連盟)が定めたものを採用しており、ほとんど通常のフットサルと変わりません。では何が違うのか?

【耳が聞こえないとここが違う!デフフットサル】
① 審判は笛は使わずフラッグ(旗)を振って伝える。
② 選手同士のコミュニケーションはアイコンタクトと手話。
③ キーパーからの指示は床をドンドン踏み鳴らして伝えられる。

なるほどなるほど・・と思いますよね。
口と耳を使わず、目で存分に見ることによってフットサルを進めます。また相手にどう伝えるか、これが重要です。
この他にも、補聴器を試合中付けてはいけないのでバランスを崩しやすいと聞きました。

『「アイコンタクト」と身振り手振りだけで、相手に伝え、見ることから様々な情報を収集し、判断する事は、すぐに出来る事ではないと思いますが、ちょっとでも「見る」ってどういう事なのか、単純な事に対する考えが変わっていくと思います!』

と、これは担当している事務局スタッフの言葉。


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「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」という、光を遮断した中で、暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドにより様々なシーンを体験するイベントがありますが、体験者は視覚以外の感覚の可能性と心地よさに気付くそうです。
こちらは音の無い世界でのスポーツ、体験によって、普段何気なく使っている伝えるための声と聞くための耳によるコミュニケーションについて、新たな発見をして欲しいと思います。

所変わりまして・・・


先日船越さんが参加する「関西フットサルリーグ」を見に行ってきました@東淀川体育館
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フットサルはサッカーの軽いモノぐらいの認識だったのですが、非常にスピーディーで、コートが狭くちょっとした小競り合いでもすぐに得点圏に入る。切り返しの速攻の多さなんか見てるとバスケみたいで、人数もキーパー含めの5人。
フットサルが自体がまず面白くて、ずーーーーっと飽きずに見てしまいました。

今回教えていただくデフフットサル日本代表の船越選手は、聴覚障がいを持ちながら、健聴者のみなさんに交じって関西二部リーグでもプレイしています。


(5番が船越さんです)

試合中に声を出し、マンマークして、周りを確認する姿は、音のない世界でプレイしているとは凡そ想像できません。
声のコミュニケーションが体育館に広がり、ボールの飛ぶ音、相手が走ってくる音、審判の笛の音、指示、応援。これらが全て聞こえない。そんな様子は想像できない積極的なプレイスタイルでした。



試合結果は船越さん所属のGypsy Futsal Clubが勝利に。

「見る」ことの違い、聞こえない、声をかけられない中で、動くフットサル。この体験を通して、超人たちの素晴らしい能力と、体験することによって気付く自分が持つ可能性を、存分に感じて欲しいと思います。

あと3日でドアーズも開催ですが、それまでにもう少しご紹介できたらと思います。次回のお出掛けもお楽しみに。


船越弘幸さんのワークショップのお申込みはこちらから。
>> http://www.iwf.jp/10sche/item_1639.html
「音の聴こえない世界・ デフフットサル体験!」
 講師:船越 弘幸(デフフットサル日本代表・キャプテン)

 ジャンル 身体表現・コミュニケーション
 日時 8月20日(土) 17:30-19:00
 会場 旭区民センター 2階
 持ち物 動きやすい服装、タオル、水など飲み物