ワークショップレポート

ドアーズ 13th は終了しました。HOMEへ

関西の抑えておきたい伝統芸能!

2015/08/09 (19:46) | その他9th

「上方文化」として今も多くの伝統芸能が息づく関西ですが、その実意外と観に行ったことがないという方も多いのでは?ドアーズでは今年も多数の伝統芸能のワークショップを開講します。触れられる距離にあるからこそ、ぜひよく知って、きちんと誇りに思いたいですね!今回は「能」をキーワードにまとめてみました。


▼ 神社境内が能舞台「家島能」250人が堪能 姫路(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201506/0008120821.shtml
「シテ方宝生流能楽師の辰巳満次郎さん(55)らでつくる団体「水の縁プロジェクト」が主催。日本文化の新たな魅力発信を目指し、全国各地で地域と連携した企画を手掛けている。」


▼ 兵庫)創作能舞「姫蛍」、ホタル競演 家島神社(動画あり)(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASH644F5LH64PIHB010.html

こちらは「ちょっと覗いてみよう!能の裏舞台」の宝生流シテ方能楽師・辰巳満次郎さんが兵庫県の家島にある家島神社で舞ったときの様子。「能舞台を離れ、「生命の根源」の水のそばで舞うことで、古来の能の再現を目指して」活動する「水の縁プロジェクト」の一貫で開催されたました。
辰巳満次郎さんはこの他にも今年の5月にイスラエルとパレスチナの平和の祈って現地イェルサレムで能を舞うなど、能を通して世界中で活動されています。
そんな辰巳満次郎さんのワークショップはこちら!

▶「ちょっと覗いてみよう!能の裏舞台」



▼女性能楽師として、地域で伝統文化を継承する役目を担う(西宮流 NISHINOMIYA STYLE)http://nishinomiya-style.jp/who/0710hisada/
「西宮で生まれ育った能楽師、大倉流小鼓方の久田陽春子さん。稽古場を西宮に置き、同じく能楽師の夫、観世流シテ方の寺澤幸祐さんとともに活躍している。数少ない女性能楽師として、また2児の母親として、充実した日々を颯爽と駆け抜けるりりしい姿と、気さくな素顔の魅力に迫った。」
ポンポン!こつづみ~和楽器・小鼓に触れてみよう~

こちらは「ポンポン!こつづみ~和楽器・小鼓に触れてみよう~」の久田陽春子さん。全国でも数少ない存在である女性能楽師の久田さん。記事によると、女性が初めてプロの能楽師団体・能楽協会に入会したのは1948年で、重要無形文化財総合指定保持者に指定されたのは2004年と、なかなかに女性能楽師の歴史も最近のものであるようです。
ドアーズでのワークショップ開講は実はもう何年目かになるのですが、いつも凛々しい姿に見とれてしまいます。
そんな久田陽春子さんのワークショップはこちら!

▶No.49「ポンポン!こつづみ~和楽器・小鼓~」




▼ 大阪で「能」の稽古重ねたブルガリア人男性「伝統文化の懸け橋に」(産経ニュース)
http://www.sankei.com/region/news/141107/rgn1411070014-n1.html
「9月に帰国したペトコ・スラボフさん(34)。大阪市中央区の山本能楽堂で稽古を重ねる一方、外国人に解説したり、海外公演をコーディネートしたりした経験を踏まえ、「母国に会社を設立し、能を紹介したい」と両国の文化の“懸け橋”になることを目指している。」

▼ 大阪・本町で「能の謡」VS「西洋音楽」-文化の違いを「声」で体験(船場経済新聞)
http://semba.keizai.biz/headline/205/

こちらは今回コーディネーターとして参加される山本能楽堂さんの活動が紹介された記事です。今年は「日本の横笛 お能の笛に挑戦しよう!」「伝統文化でエクササイズ~能舞編~」「世界一痛い!?打楽器 大鼓に挑戦!!」の3講座をコーディネートしています。
活動が非常に多彩で、記事で紹介された活動の他にも、一夜でさまざまな伝統芸能が楽しめる「初心者のための上方芸能ナイト」など気になる企画ばかり。今年のワークショップもぜひチェックしておきたいですね!

20150809-2935.jpg
公益財団法人 山本能楽堂
「80年以上の歴史を有する現存する大阪で一番古い能楽堂。平成18年には市外地にある3階建の木造建築で電灯的な能舞台を有する能楽堂として国登録有形文化財として登録。(山本能楽堂ホームページより抜粋)」

初心者のための上方芸能ナイト


そんな山本能楽堂さんがコーディネートするワークショップはこちら!
▶「日本の横笛 お能の笛に挑戦しよう!」
▶「伝統文化でエクササイズ~能舞編~」
▶「世界一痛い!?打楽器 大鼓に挑戦!!」



お能だけでもこれだけのワークショップが開講されます。みなさんそれぞれの能楽堂などで活動されていますが、聞かれる場所はそれぞれ別々の名前です。

そんなにたくさん能楽堂ってあるのでしょうか??






A. なんと関西に25箇所もありました!関西が最多です。関東よりも多いんですよ!
▼全国能楽堂マップ


恵まれた環境にあると、逆に気付かないことも多いかもしれません。ぜひこれを気に、関西にあるさまざまな伝統芸能に触れていただきたいです◎

▼ドアーズで触れられる伝統芸能はこちらから!
/9sche/category_964